私は人付き合いが苦手です。
私は昔から友人と呼べる人が少ない。
それは、自分を表現することが苦手で、人に嫌われたり、悪口を言われる事を極端に嫌ってきたからだ。
なるべく深く人とかかわり、その人を良く知り、その人の知られたくない部分を知ってしまったら・・・とか、私の表現力の無さで他人を無意味に傷つけることに怯え、なるべく交友関係は浅く広く、そしてなるべく自分を出さない(厳密には出せない)ようにしていた。
大学時代の友人たちとは、4年も一緒にいたのに卒業以来会っていない。
当時、22歳の私が尖っていたこともあるが、卒業式後のパーティー的なものも、何を勘違いしていたのか、カッコをつけて出席せずに帰ってしまった。
今思えば愚かな・・・としか言いようが無い。
Best Friends と呼べる・・・かも。
しかし、そんな私にもベストフレンドと呼べる方々がいる。
複数人いるのだ!!(笑)ありがたい事にこんな自分にも(--)
それは、高校時代の友人たち。
今日お話するのは、先日の同級生たちとの忘年会でのこと。
今年の忘年会は例年よりも参加者が少なかった。
年々女性の参加率は当然のように減り、ついに今年は一人もいなかった。
これもまたさみしいね・・。
その席でのこと、私は今の自分の境遇が辛くて友人たちに暴露をしてしまった。
そう、妻と子供たちが出て行ってしまったことを。
なるべく「しんみり」としないように話したのだが、一人が言ってくれた言葉に驚きを隠せなかった。
「○○(私のこと)は昔からあまり多くを語らず優等生タイプだと思ってた。ちょっと離れたところで皆を見守っている感じで、自分たちとは壁があるというか、何と言うか今日は壁が壊れて距離が近くなったようでうれしいよ。話してくれてありがとう」
私が自分自身を優等生タイプだなんて思ったことは一度も無い。
だけど、先に書いたように自分を表現する事が苦手で、人から嫌われたくない一心でそんな自分を表現する事しか出来なかったんだ。
私自身は、高校の友達との壁や距離は無いと勝手に思い込んでいた。
しかし、皆は違ったようだ。
うれしかった。すごく。
人との関係や距離、友情とか。もろもろの喜びを生まれて初めて知った気がした。
「はじめから恐れずに自分を表現すれば良かったんだ」そう感じた。
なんだか、パァーっと開けたような気がした。
夫と妻の関係も同じかもと思い始めた
妻と子供が出て行ってもうすぐ2ヶ月になる。
妻が子供たちの事を想い、前向きに考えてみると言ってくれてから相変わらず返事は無い。
しかし、私の心や人に対する想いは変わってきている気がする。
今まで自分自身を保つ事で精一杯やっていた頃が馬鹿に思え、さらに人にぶつかること、人を知ることの大切さや喜びを知り始めた。
きっかけを作ってくれたのは紛れも無い妻や私の周りにいる全ての人達。
「おかげさまで」いつからか背伸びをしたくて使っていた言葉。
発声するだけなら板に付いてきたと思う。
しかし、私の「おかげさまで」という言葉が如何に薄っぺらな物だったか、思い知らされた。
出来ることならば、直ぐにでも妻に会いに行き、ギュッと抱きしめ心を込めて「ごめん」と「ありがとう」を言いたい。
しかし、妻は今も心が不安定で疲れきっていると思う。
「心の弱い人は全てにおいてまじめなんだと思う。だから、何か不満があってもそれを解決しなくては!解決できなければ自分や周りをきつく責めてしまうのかも。最終的には自分にストレスだけが残る。結果心が疲弊しきってしまうんじゃないかな。そんな時は少し時間を空けてみるのも良いと思うよ」
これも友人に言われた言葉。
今はギュッとこらえ、妻と子供たちを想い、自分がやるべき事を考えています。
妻から返事が来たら、妻と子供たちが帰ってきてくれたら、私は今まで以上に心を開き接したいと思っています。
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