妻の決意は固い 離婚へ一直線?
一昔前ならこういった、別居中の夫婦はメールで会話したものなのか。
妻は私のことを冷たく「あなた」と呼ぶ。「貴方」ではない。
文字ベースで、絵文字もひとつもない文章はとても冷たく感じる。
その文章を読むだけでどっと疲れ、腹の中心から崩れ落ちていくような感覚に陥る。
しかし、どうして女性はこうも具体的で、そして的を得た直球を投げてくるのか。
恐らく球速は160キロを越え、素人キャッチャーである私は当然それを完璧に取れるわけではない。
ボールは体にあたり、もはや体中あざだらけである・・・。
駄目亭主の姑息な手段?
私は妻にLINEを使い、家族再構築への道を模索する。
これから自分が改めなければならないこと、今までの感謝を述べる。
そして子供のこれからのこと。かわいそうだろ、と。
いわゆる感情を揺さぶる、お涙頂戴作戦だ。
素人ピッチャーである私が投げるボールはチェンジアップよりも遅い。
球速は・・・。小学生並みか幼稚園児並みか?
迎え撃つバッターは、メジャーリーガー級の妻。
当然完膚なきまでに叩きのめされる。初級打ち、ホームラン。
まったく効果なし。
「あなたの気持ちは分かりました。でもわたしは元に戻る気はありません」
ひとつ線を引いた女性の決意は固いよ。
ある人に聞いた言葉だ。
妻はもう私との間に、白い石灰で線を引いているようだ・・・。
あぁ、もはやコールドゲーム。
片親になるかもしれない子供たち。私個人の見解
私も妻も、幸か不幸か結婚するまで両親ともに健在でした。
片親で育ったことのない二人。
そんな人間が片親になり、わが子を育てることが出来るのか。
そして、片親になることによって、子供に与える影響はどのようなものなのか。
以前の私は、病気や事故が起きない限り夫婦は二人で子供に愛情を注がなければ・・・。そうでなければキッとろくな育ち方をしないという意思が強かった。
※片親で育った方、そして今現在片親で子育てをされている方、申し訳ありません。ディスってる訳ではなく、あくまでも以前の私の見解です。
子供の性格を決めるのは・・・?
私の友人で、幼い頃に父親が出ていってしまった子がいました。
その人は現在も、いつも誰かの愛に飢えていて、しょっちゅう一夜を共にする人を探していました。
一夜を共にしても、欲しかった愛は満たされず、一時の快楽で気を紛らわすだけ。
本人も良くわかっているようですが、それで自分を保っていると言っていました。
その友人からの言葉だけではありません。
私は確固たる理由もなく、子育ては夫婦二人で行うべきと思っていました。
子供の性格は、夫婦二人がいるからまっすぐ育つわけではない。
子育ては夫婦が円満でいるからうまくいくわけではない。
ある本を読むことによってそう思いました。
そして少しだけこの本によって考えがやわらかくなった気がしました。最近は、このまま妻の気持ちが動かないならば、離婚するしかないのかもしれないと考える事もあります。
でも、だけど、しかし、やっぱり、
駄目亭主の情けない接続語が連発しています・・・・。
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